J1出場0も…スペイン移籍で「一発合格」 初出場の19歳日本人を現地高評価「圧倒的」

京都からレアル・ソシエダに移籍した喜多壱也(写真はU-20アジア杯)【写真:アフロ】
京都からレアル・ソシエダに移籍した喜多壱也(写真はU-20アジア杯)【写真:アフロ】

喜多壱也が現地で高評価

 スペイン2部リーグ(リーガ・ハイパーモーション)の開幕戦が現地時間8月18日に行われ、レアル・ソシエダB(サンセ)はレアル・サラゴサに1-0で勝利。日本から加入したばかりの19歳DF喜多壱也が途中出場で鮮烈なデビューを飾った。現地メディア「Noticias de Gipuzkoa」が報じている。

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 喜多は今夏、J1京都サンガF.C.からスペインへ渡り、ソシエダのBチームであるサンセの新戦力として加入。J1リーグでの出場は「0」ながら、U-20アジアカップなど、アンダー世代で活躍が認められ、スペイン行きを勝ち取った。開幕戦ではベンチスタートとなったが、後半にDFペル・ロドリゲスが痙攣で交代を余儀なくされると、後半25分からピッチに立った。

 左利きセンターバックの喜多は「空中戦で圧倒的な存在感を発揮」し、守備陣を支える重要な役割を果たした。「ヘディングで4度もボールを弾き返し、そのたびに力強さと確かな技術を示した」と同メディアは高く評価している。

 また、記事内では「それぞれのクリアをまるでゴールのように喜び、試合終了の勝利も全身で祝った」と伝え、ピッチ上での姿勢も称賛された。勝利に貢献する姿勢とエネルギーが、現地関係者にも強い印象を残したようだ。

 スペインの舞台で「一発合格」のインパクトを残した喜多にとって、上々の船出となった。次節以降での先発起用も視野に入り始めている。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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