バルサの元神童が挑む「生物学的な限界」 2年半離脱中…大怪我からの復活に現地注目「全てが恋しい」

スペイン人FWデウロフェウが大怪我からの復帰を目指す
スペイン1部FCバルセロナの下部組織からトップチームに昇格し、スペイン代表にも選出されたスペイン人FWジェラール・デウロフェウは、2025年1月16日にイタリア1部ウディネーゼとの契約を解除してから、所属クラブがない状況になっている。負傷に苦しめられている2年半、プレーすることができていないアタッカーは、復帰をあきらめていないようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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デウロフェウが最後にピッチに立ったのは、2023年1月22日に行われたウディネーゼとサンプドリアとの一戦だった。それ以降、膝の負傷に苦しめられているが、記事内ではその状態について「軟骨感染症によって右膝の十字靭帯損傷からの復帰が困難となっている」と報じ、治療が困難な状況にあると伝えた。
再びプレーする状況に戻れるとしたら、まずはウディネーゼへの復帰が第一選択肢になるという。だが、そのためには膝を完治させなければいけない。サンプドリア戦後、手術を行ったデウロフェウだが「不運なことに手術の後に軟骨感染症になってしまった。2年間、生物学的な限界を超えた何かと戦い続けてきた」と自身の怪我の状況を説明する。
現在もジムや、契約解除されたウディネーゼの施設で、可能な限りトレーニングは続けているというが、「すべてが恋しいよ。ロッカー、試合後のインタビュー…。僕は元気だし、毎月、良くなっているけれど、回復の進行は遅い。ピッチではまだ自信を持てない。もう一度プレーできるように準備はしている。すべてがゆっくり過ぎるけれどね。軟骨はゆっくりと回復している。再び僕がプレーできるようになるか見てみよう。まだ若いしね」と31歳になったデウロフェウは、復帰をあきらめていないと繰り返した。



















