欧州試合後に見せた”日本人らしさ” 19歳逸材の品格あふれる行動に海外喝采「ファンの心を掴んだ」

ユールゴーデンDF小杉啓太の行動が話題
スウェーデン1部ユールゴーデンに所属するDF小杉啓太の行動が話題を呼んでいる。現地時間8月10日のAIK戦を終え、ベンチ前に散らばった水のボトルを拾う姿を「tribuna.com」が取り上げている。
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ユールゴーデンとAIKは伝統的なライバル関係のクラブで「ダービーマッチ」とされるゲームだが、試合は0-0で引き分けた。アウェーでの激闘をサイドバックで90分出場した後の小杉が、クラブスタッフとともにベンチ前に散らばったボトルを片付ける姿を「Sports on HBO」のディエン・オトゥル記者が撮影してSNSに投稿していた。
レポートでは「90分間を通して厳しい試合を展開したにもかかわらず、この日本のフルバック選手は試合後のジェスチャーで多くのファンの心を掴んだ。ダービーの後、小杉はグラウンドに戻り、グラウンドスタッフと一緒にダッグアウトのゴミを片付けるのを手伝った。彼は自らボランティアとしてゴミを拾い、ゴミ箱に捨てている姿が見られた。試合後、小杉は自身の行動について『相手に敬意を示したかった』とだけ説明した」とされた。
また、「日本のサッカーファンには、サッカー観戦に訪れた際にグラウンドのゴミを清掃するという伝統があり、過去数回のワールドカップ期間中に行われてきた」ともされている。
湘南ベルマーレの下部組織出身で、今年の春はUEFAカンファレンスリーグでの準決勝進出にも貢献した小杉だが、ピッチ外での行動でも話題を呼んでいた。
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