60m猛スプリント→絶妙アシスト「本能的に感じられた」 加入後即フィット…「なくはなかった」選択肢

小西雄大が勝利を決定づける追加点をアシストした【写真:徳原隆元】
小西雄大が勝利を決定づける追加点をアシストした【写真:徳原隆元】

小西雄大が移籍後初アシスト

 柏レイソルは8月10日、J1リーグ第25節で湘南ベルマーレとホームで対戦し、2-0で勝利した。この試合の追加点をアシストしたのは、この夏の移籍市場で加入したMF小西雄大。約60メートルダッシュからのお膳立てを「2点目取りに行くべきだなっていうのを、あの瞬間、本能的に感じられた」と振り返った。

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 試合は前半から柏がボールを保持する展開に。前半44分に左サイドから右サイドへ揺さぶったなかで、FW渡井理己のクロスにMF小屋松知哉が肩で合わせて柏が先制に成功。後半に入っても柏が主導権を握るなかで、小西は後半35分から途中出場を果たした。

 そして後半45分、最前線のFW細谷真大がボールを奪って左サイドを突破してカウンターを発動。小西も自陣から猛ダッシュでゴール前に迫り、細谷から受けたボールを右足ダイレクトで折り返すと、細谷、MF瀬川祐輔とともにゴール前に走り込んだMF中川敦瑛が決めて2-0に。試合終盤に勝利を決定づける追加点をお膳立てした。

 小西はアシストシーンについて「あの瞬間すごいチャンスになるなっていうのは、自分の目の前にやっぱスペースがあったんで。真大がドリブルで時間を作れそうな感じがあったので、ここはもう2点目取りに行くべきだなっていうのは、あの瞬間、本能的に感じられた」と話し、「中の状況もしっかり見えてたんで、一瞬切り返して左で自分で打とうかなっていう選択肢も、なくはなかったんですけど、あの瞬間は右で折り返した方が点が入るなとは思ったのでで、走りながらその判断ができた」と選択肢を持ちながらも、アシストを選択したという。

 小西にとってこれが加入後初アシストになった。この試合ではシャドーで出場したなかで手応えを感じながら、「僕は今日シャドーで出てましたけど、割とスイッチになる役割が多かったと思うので、しっかり求められてることをやれたらなと思ってます」と次の試合に向けて切り替えた。

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