G大阪が初代監督・釜本邦茂さんを追悼 岡山戦で黙祷および喪章の着用へ「敬意と感謝の気持ちを胸に」

【写真:JFA/アフロ】
【写真:JFA/アフロ】

G大阪が公式リリースで発表

 ガンバ大阪が8月10日、クラブの初代監督を務めた釜本邦茂さんの逝去を受けて、同日19時キックオフ予定のリーグ第25節ファジアーノ岡山戦にて黙祷および、喪章を着用することを発表した。

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 釜本さんは1964年から77年まで日本代表として活躍し、国際Aマッチ76試合で75得点を記録。現役時代はセレッソ大阪の前身にあたる、ヤンマーディーゼルサッカー部でプレーした。1968年のメキシコ五輪では6試合で7得点を挙げ得点王に輝き、日本代表の銅メダル獲得に大きく貢献。圧倒的な得点力と存在感から、日本サッカーの象徴的存在として長く活躍をしてきた。

 現役引退後は指導者や解説者としても活動。1978年に現役時代にプレーをしたヤンマーで監督業をスタートさせ、1991年にJリーグ参入に向けて松下電器産業サッカー部(現・G大阪)の監督に就任した。Jリーグが発足した1993年には、G大阪の初代監督としてクラブの立ち上げと発展に尽力された。

 G大阪は公式リリースで「このたびの釜本邦茂氏のご逝去に際し、クラブ創設期に監督としてガンバ大阪の礎を築かれたご功績に深く感謝申し上げるとともに、心より哀悼の意を表します」と釜本さんを追悼。釜本さんの功績を振り返り、「ガンバ大阪では本日19時キックオフの明治安田J1リーグ 第25節 ファジアーノ岡山戦において、試合前に黙とうを捧げるとともに、選手・スタッフは喪章を着用して試合に臨みます。ファン・サポーターの皆さまにおかれましても、釜本氏への敬意と感謝の気持ちを胸に、共に静かに祈りを捧げていただければ幸いです。改めまして、釜本邦茂氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます」と、岡山戦で黙祷を捧げ、選手が喪章を着用してプレーすると発表した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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