Jリーグで導入の新ルール「すごく良い」 審判からも計らい「ストレスなくできた」

横浜FMのGK朴一圭が8秒ルールに言及
中断していたJ1リーグは8月9日に再開されて、各地で熱戦が繰り広げられた。味の素スタジアムでは東京ヴェルディと横浜F・マリノスの伝統の一戦が行われ、アウェーで今季初の3連勝を目指した横浜FMは0-1で敗れた。
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今節からはJリーグでも、FIFAクラブ・ワールドカップや天皇杯で採用された新ルールの「8秒ルール」や「キャプテンオンリー」が取り入れられることになったが、東京Vと横浜FMの一戦では、大きな混乱もなかった。横浜FMのGK朴一圭は試合後のミックスゾーンで、中村太主審の計らいに感謝した。
この試合でも試合終盤、中村主審が手を挙げてボールを保持する両チームに対して、カウントをする場面があった。「周りの選手も(8秒ルールを)すごく意識してくれていました。主審の方も、『今日は導入して1回目ということで、あまりカッチリやらない。状況を見ながらやりましょう』とおっしゃってくれていたので、ストレスなく、今日はやることができました。チームとして特に準備はしていませんでしたが、『8秒ルールがあるので、とにかくポジショニングは早く取ろう』と確認していました」とコメントした。
新たなルール導入は、サッカーを見る人にポジティブなものになるだろうと朴は続ける。「やっぱりあれがあることで、プレーの判断を早くしなければいけませんし、周りの選手も受ける体制を早くとっていかないといけないので、慣れていないとノッキングしてしまい、蹴らざるを得ない状況が出てくると思います。そうならないためにも、チームとして早く準備をしないといけない。ただ、GKが長くボールを持ってということもなくなるので、見ている人からすれば、ボールもどんどん動くので、サッカーがより面白く、エキサイティングになるうえでは、すごく良いルールなんじゃないかなと思います」と、順応する必要がある新ルールを歓迎した。
(河合 拓 / Taku Kawai)





















