森保監督が選ぶベストメンバーは?「難しい作業」 W杯まで残り10か月…5か国8試合の欧州視察

日本代表の森保一監督【写真提供:FOOTBALL ZONE編集部】
日本代表の森保一監督【写真提供:FOOTBALL ZONE編集部】

欧州視察では5か国で8試合を視察した

 日本代表の森保一監督が4日、欧州視察から帰国した。今回は約2週間でチェコ、ポーランド、オーストリア、ベルギー、スウェーデンの5か国で計8試合を視察。「今後の成長を期待できる選手が多かったので、どんどんチャレンジしてもらって、自分の殻を破って、突き抜けていってほしいなと思えるような選手たちを見させてもらいました」と振り返った。

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 3月に北中米ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得して以降、6月の活動では欧州組で代表での出番が少なかった選手を中心に、7月のEAFF E-1選手権(韓国)ではJリーグ組で編成。そして今回の欧州視察では、怪我で代表から遠ざかっていたスラヴィア・プラハDF橋岡大樹やシント=トロイデンDF谷口彰悟、若手で今後代表に絡んでくる可能性のあるウェステルローFW坂本一彩やザルツブルクFW北野颯太らを現地でチェックした。

 9月のメキシコ、アメリカと対戦する米国遠征では、より多くの選択肢の中から現時点でのベストメンバーを選ぶことになる。「選考プロセスとしては、3月、6月、E1と今回招集していなかった選手を直接見ることができて、より幅を広く持った中で(選考は)難しい詰めの作業になるかなと思います」と明かす。

 だが主軸を担うのは、6月の活動に呼ばなかったブライトンMF三笘薫やフランクフルトMF堂安律ら、コアメンバーに変わりはない。

「基本的な考えは、6月の代表を休ませた選手もいるということ。その選手たちを休ませて、次選ばないのはなかなかできないですし、外したら問題になると思いますし(笑)。3月までにW杯予選を頑張ってきて、出場に貢献してくれた選手は基本的に招集して、そこから6月、E-1、今回視察したメンバーをテーブルに上げて考えたいなと思います」

 W杯開幕まで残り10か月。ラージグループのチェックを終え、本番モードに入っていく。

(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)



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