J助っ人がブラジル復帰も「考えている」 地元紙に本音…大怪我で離脱中の26歳「オファーがあれば」

現在負傷離脱中のアルビレックス新潟所属のダニーロ・ゴメス【写真:徳原隆元】
現在負傷離脱中のアルビレックス新潟所属のダニーロ・ゴメス【写真:徳原隆元】

新潟MFダニーロ・ゴメス「頭の中にあるチームの名前がある」

 アルビレックス新潟のブラジル人MFダニーロ・ゴメスが現地時間8月2日、地元メディア「terra」のインタビューに応じた。現在負傷離脱中の助っ人は「今かどうかはわからないが、ブラジルに戻ることは考えている」と話した。

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 26歳のゴメスは2023年から新潟でプレー。途中出場が多いながらも、右サイドでアクセントをつける存在になっている。しかし、7月5日の京都サンガF.C.戦で右膝前十字靭帯損傷、外側側副靭帯損傷、内側半月板損傷の大怪我を負い、手術を行うためにチームを離脱することが発表されていた。

 インタビューの中で、ゴメスはブラジル復帰の可能性について言及。「今かどうかはわからないが、ブラジルに戻ることを考えている。ビッグクラブから良いオファーがあれば。もちろん私のパフォーマンスにも依存するだろうし、素晴らしいパフォーマンスを見せなければならない。そのために努力しているし、もちろんブラジルで注目されているチームからオファーがあれば、検討して帰国を考えるでしょう。なぜなら、私の家族や友人がそこにいるからです」と話す。

 そのうえで「頭の中にはあるチームの名前がありますが、今は言えません。でも、そこでプレーするのは私の夢です。多くの人はヨーロッパを夢見ますし、それは素晴らしいことです。もしヨーロッパからオファーがあれば、とても良いことです。しかし、ブラジルでプレーするのも楽しいですよ」と、意中のクラブがあることも示唆した。

 日本でのプレーについて「ウイングのポジションはマークが大変で、よく戻らなければならないし、義務を果たさなければならない。特に日本では正しい戦術を好むので、私はブラジルの時より戻らなければならない。サイドバックをサポートしなければなりません。これは、ゴールを決める際にも少し難しい部分があります。なぜなら、ゴールからかなり離れてしまうからです」と、守備の負担が大きいことを話した。

 一方で「チームや選手たちが苦境に陥ると、ブラジルでは破壊行為が起こる。私たちはすでにそれを見てきた。その考えに至ることは良くない。ここでは全く違う。プレッシャーはある。ファンたちは怒り、試合後に激しく非難し、ソーシャルメディアでメッセージを送ることもあるが、ブラジルとは異なる。次の試合では、彼らは過去を忘れ、応援し、励ましてくれます。これは良いことです。試合ごとに、私たちはさらにエネルギーを得ることができます。プレッシャーがあってもです」と、サポーターの文化や行動に対する違いも話した。

 新潟が全治期間を手術後約8カ月から10カ月の見込みと発表しているゴメスだが、母国復帰の可能性も考えているようだ。

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