日本人サポーターに「胸を打たれた」 “感動の光景”にリバプール番記者が感嘆「どれほど特別か」

他界したジョタを追悼する拍手とチャント
プレミアリーグ王者リバプールは7月30日、「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 presented by 日本財団」で横浜F・マリノスと対戦し、3-1と勝利した。この試合では、今月3日に交通事故で他界したポルトガル代表FWディオゴ・ジョタに対して、日本人サポーターから盛大な拍手とチャントが送られたなか、現地取材に来日した英国人記者は「本当に感動して、胸を打たれた光景だった」と語っている。
【プレミアリーグ2025-26開幕】U-NEXT サッカーパックが全試合を独占配信 気になる登録方法は?
キックオフ前にはジョタの追悼セレモニーが行われた。自然とジョタのチャントが沸き起こり、7万人近くが集った日産スタジアムに響き渡った。リバプールは胸の部分に「DIOGO J 20」の特別なエンブレムが配置されているユニフォームを着用して登場。前半20分には、永久欠番となった背番号「20」に伴い、盛大な拍手とジョタのチャントが送られた。
試合後、リバプールの名物番記者として知られているジェームズ・ピアース氏は「本当に感動して、胸を打たれた光景だった」と振り返り、「あの光景は、ジョタがどれほどリバプールのファンにとって特別な存在なのかを強く示していたと思う。マージーサイドに限らず、世界中の多くの人があの悲劇に心を痛めていることが伝わってきた」と、感嘆した様子で語った。
リバプールから日本までは1万キロ以上も離れた距離にあるなか、「今夜、日本のリバプールファンが送った追悼の拍手やチャントは、リバプールの選手やスタッフにとっても大きな意味を持つものだったはずだ。こうした困難な時期だからこそ、彼らはその深い愛情を確かに感じ取っていたと思う。本当にありがとう」と、スタジアムをジョタへの拍手とチャントで包み込んだ日本人サポーターに感謝の言葉を述べていた。



















