リバプールに力負けも「感銘を受けた」 名将が見たJ名門…低迷脱し「成功を収められる」

試合後会見でスロット監督が横浜FMに言及
横浜F・マリノスは7月30日、「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 Presented by 日本財団」で英1部リバプールと対戦し、1-3で敗れた。それでも試合後、敵将のアルネ・スロット監督は「残りのリーグ戦で成功を収められるのではないかと思う」と語り、今季苦戦が続く横浜FMの奮起に期待を示した。
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6万7032人の観衆を前に、プレミア王者がその実力を示した試合だった。横浜FMは後半10分にFW植中朝日が冷静にネットを揺らし均衡を破るも、7分後、リバプールMFフロリアン・ヴィルツのゴールで試合は振出しに。ここからリバプールのギアが一気に上がる。同23分にはMFトレイ・ナイオニの得点で逆転、終了間際の42分にはFWリオ・エングモハがとどめを刺した。
親善試合とはいえ、横浜FMは一時、サプライズを期待させた。試合後の会見で、リバプールのスロット監督はそんなJリーグの名門への評価を語っている。
まず、横浜FMについて知っていることとして、直近のリーグ戦での快勝(名古屋グランパス戦/ホーム/3-0)に触れ、「今日とても良い試合をしたことを考えると、驚くべき事実ではない」と一言。そのうえで、「チーム全体としてボールがないところでも良い動きをしており、高い集中力と強度を持っていた点には感銘を受けた」と戦いぶりに称賛の言葉を残した。
さらに、「今のようなプレーを続けていけば、残りのリーグ戦で成功を収められるのではないかと思う」と述べ、横浜FMのJ1残留にエールを送った。世界最高峰のプレミアリーグを制した名将に感銘を与えた戦いぶりを今後も維持し、残留争いを勝ち抜くことができるか。横浜FMが控える残りのリーグ戦に注目が集まる
(FOOTBALL ZONE編集部・山内亮治 / Ryoji Yamauchi)





















