“神様”ジーコが懇願「日本のペレが現れて」 ブラジルと比較し持論「いずれW杯チャンピオンになれる」

ジーコ氏が主宰のチャリティーマッチが広島で行われた【写真:徳原隆元】
ジーコ氏が主宰のチャリティーマッチが広島で行われた【写真:徳原隆元】

エディオンピースウイング広島でチャリティーマッチが開催

 元ブラジル代表で日本代表の監督も務めたジーコ氏が主宰するチャリティーマッチ「Zico All-Star Game For Peace HIROSHIMA 80 Years」が、7月27日にエディオンピースウイング広島で開催された。監督を務めたジーコ氏は、試合後の取材対応で日本代表について「いつかはW杯で優勝できる」と太鼓判を押した。

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 このチャリティーマッチは、ジーコ⽒と長男のジュニオール⽒が代表を務め、毎年1回ブラジル国内にて世界平和を願い開催されていたなか、国外では初となる広島で開催された。

「ZICO WORLD LEGEND PLAYERS」にはジーコ氏やロナウジーニョ氏のほか、元ブラジル代表正守護神のジュリオ・セザール氏やマイコン氏、さらにJリーグでもプレーしたドゥンガ氏やポンテ氏も選出。対する「ZICO JAPAN LEGEND PLAYERS」はジーコ氏が監督を務め、内田篤人氏や小野伸二氏、宮本恒靖会長など、元日本代表として数々の成績を残してきた名選手も名を連ねた。

 試合後、現在の日本代表は監督も選手もW杯優勝を目標として掲げていることについて尋ねられると、ジーコ氏は「ブラジルだって25年かけて優勝したので、それも皆さんには理解してほしい。日本は前回のW杯ですごい難しいグループに落ちて、それでも1位通過した。さらに、近年きちんと予選通過してすべてのW杯に参加しているので、いずれW杯のチャンピオンになれるのではないかと思う」と言及している。

 また、「ブラジルはペレとガリンシャを生んだ国なので、そこはもう恵まれてたとしか言えないので、それはもう日本も同じようになっていいただければ。将来日本のガリンシャとペレが現れていただければと、私もそのように祈っています」と、日本のW杯躍進を期待していた。

「プロサッカー選手とは何か。それを私が皆さんに教えたというか、皆さんにそう共有しました。このプロサッカーの文化ですね。プロとしてやっぱりここで食べていける、暮らしているいける」をJリーグや日本人選手に叩き込んだ神様ジーコ氏。その集大成ともいえるW杯で、森保ジャパンが来夏どこまでの成績を残せるのか期待が寄せられている。

(FOOTBALL ZONE編集部・小西優介 / Yusuke Konishi)



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