ジーコが語る森保監督「引退する間際で」 選手時代の記憶…日本代表の躍進「誇らしい」

ジーコが現在の日本代表を高く評価【写真:FOOTBALL ZONE編集部 】
ジーコが現在の日本代表を高く評価【写真:FOOTBALL ZONE編集部 】

「彼がこうやって活躍しているのを見ると、すごく嬉しい気持ちでいっぱい」

 株式会社コナミデジタルエンタテインメントは7月21日、東京都内で「eFootballシリーズ 30周年記念発表会」を実施した。スペシャルゲストとして、元ブラジル代表で日本代表の監督も務めたジーコ氏が登場。北中米ワールドカップ(W杯)出場を決めた日本代表について「誇らしい気持ちですね」と語った。

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 日韓W杯後の2002年に監督に就任し、2006年のドイツW杯まで指揮を執ったジーコ氏。約20年もの月日が流れたが今でも結果を気にしており、「ワールドカップのチケットを獲得したということで、おめでとうございます。海外でも活躍している選手がたくさんいて、すごく誇らしい気持ちですね」と祝福した。

 ジーコ氏が率いた頃の日本は、アジアでも大差で勝てる試合はなかなか無かった時代。「日本がアジアでプレーすればするほど、アジアの代表ということを証明していると感じております」と進歩を実感。カタールW杯での躍進も見届け、「今後も是非このまま行っていただけたらなと思っております」とした。

 1991年に鹿島アントラーズの前身となる住友金属に加入したジーコ氏。ちょうどその頃、日本代表の森保一監督は、後のサンフレッチェ広島となるマツダで駆け出しの時期だった。ジーコ氏は1994年を最後に現役引退したため、同時にプレーしていた期間はわずかだったが、選手時代の記憶を自ら語り出した。

「森保監督に関しては、僕が引退する間際で広島でプレーされていて、その頃はプレーを始めた頃でした。入れ替わりのタイミングではありましたけど、彼がこうやって活躍しているのを見ると、すごく嬉しい気持ちでいっぱいです」

 ブラジル代表のレジェンドでありながら、黎明期のJリーグにおいて多大な貢献を果たしたジーコ氏。日本代表の監督としてはドイツW杯で悔しい思いも味わったが、そのDNAは森保ジャパンにも確かに受け継がれているに違いない。

(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)



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