1か月ぶり出場→失点直結ミス「あれで壊した」 大学生にジャイキリ献上…J1残留へ「自分がリーダーシップを」

新潟が東洋大学にまさかの敗戦(ビッグスワン)【写真:徳原隆元】
新潟が東洋大学にまさかの敗戦(ビッグスワン)【写真:徳原隆元】

森昂大が約1か月ぶりにスタメン出場

 J1アルビレックス新潟は7月16日、天皇杯3回戦で東洋大学(アマチュアシード)と対戦し、1-2で敗れた。2失点目に関与してしまったDF森昂大は「あれは完全に自分のミスですし、あれで(試合を)壊したかなっていうふうに思います」と振り返った。

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 新潟は今季J1リーグで19位と低迷。樹森大介新監督を迎えるも6月23日に解任が決定し、入江徹コーチが新監督が就任。今夏の移籍市場ではDF稲村隼翔をはじめとする4人の主力が移籍した。それでも16日までに4選手の補強を発表し、中断期間が明けたこの一戦で浮上のきっかけを掴みたいところだった。

 しかし、試合は前半アディショナルタイムに東洋大学が先制する展開に。後半開始にギアを上げ、DF橋本健人のゴールで同点に追いついた新潟だったが、後半12分だった。森がGK田代琉我に浮き玉でバックパスするも、これが中途半端になってしまい、MF湯之前匡央にボールを拾われて勝ち越しゴールを献上してしまった。

 森はこの場面について「あれは完全に自分のミスですし、あれで(試合を)壊したかなっていうふうに思います」と自分のミスを認めながら「自分の技術と判断のミスだと思ってます」と振り返った。

 森にとっては6月11日に行われた天皇杯2回戦・福山シティ戦(1-0)以来の出場になった。試合勘や、周囲との連携については「普段やってるポジションじゃない選手も結構多くいる中での試合だったので、そういう時こそ、もっともっとコミュニケーション取って。練習からもっともっとやっていかないといけないことでした」と、この試合で足りなかった部分を指摘した。

 そして「多少こうやりづらさはあるにしろ、そのなかで自分の特徴とかはやっぱり出してかないといけないと思います。そこは連携ミスだったり、個人の問題かなと思います」とまとめた。

 新潟は今夏の移籍市場でセンターバックとしてもプレーするDF舩木翔が加入。ライバルの加入について「新たな選手入ってきて、まあ新たな選手はもちろんこうやっぱこうパワーを加えてくれると思いますけど、やっぱこう今までこうやってきた選手が、もっともっと、もっとこうパワーを出していかないと。そこに新たな選手のパワーが加わることで、さらにこう大きな力になると思うので。まずは僕含めて、チーム全員で練習から、もっとこう厳しく、細かいところを追求してやっていければいいと思いますし、本当にすぐ広島戦迎えてるんで。新たな選手ともコミュニケーション取って、チームがここから上に上がっていけるきっかけになれればいいかなと思います」と、スタメン奪取、J1残留に向けて前向きな姿勢を見せた。

 取材エリアで最後は「自分がこう、リーダーシップを取ってやるぐらいのっていう気持ちを持ってやれればいいかなと思います」と力強い言葉を残し、残りのリーグ戦15試合に向かう。

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