「インテルのSBは問題だらけ」 長友の衝撃ミスで伊メディアが今夏補強ポイントと断言

ナポリ戦の敗戦からチームの現状を考察 「長友のプレーは一つの象徴」

 インテルの日本代表DF長友佑都は、3戦連続スタメンとなった4月30日の本拠地ナポリ戦で痛恨のミスを犯して決勝ゴールを献上。現地メディアやサポーターから大炎上の状態になってしまったが、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、「インテルのサイドバック問題、長友だけではないが」と特集している。

 長友はナポリ戦の前半43分、逆サイドからのクロスをカバーに入った際、ワンバウンドしたボールを右足で蹴り出そうとするも上手くタイミングを合わせられずに後逸。それを相手FWカジェホンに難なく決められ、0-1と敗れたゲームの戦犯になってしまった。

 記事では「とんでもないミスは、2002年5月のグレスコを思い出させる。不器用なコントロールミスだが、長友のプレーは一つの象徴だ。それはつまり、インテルのサイドバックが問題だらけだということだ」とされ、リーグ優勝を争っていた02年最終節で致命的なミスを犯した当時のスロバキア代表サイドバックを引き合いに出された。そして「インテルは長友の決定的なプレーで、来季のサイドバック問題を解決するために本気になるだろう」と、移籍市場での動きが本格化すると論じている。

 そのなかでも、現在5位と躍進するアタランタのDFアンドレア・コンティが有力な選択肢になっているという。インテルとアタランタは伝統的にクラブ間の関係が良好で、1994年生まれの若手サイドバックが来季の獲得筆頭候補になったとした。その次のチョイスとして、イタリア代表歴を持つDFダビデ・ザッパコスタ(トリノ)とマッテオ・ダルミアン(マンチェスター・ユナイテッド)の獲得にも動いているとしている。

 

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