バーミンガムには岩田智輝、古橋亨梧、藤本寛也が在籍

　日本人選手の獲得が続くイングランド2部バーミンガム・シティが京都サンガF.C.の日本代表FW原大智をターゲットに定めたようだ。移籍情報を扱う英メディア「Caughtoffside」によれば、ウインガーの補強のためにアジアの市場から選手を探しているという。

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　バーミンガムは昨季、イングランド3部リーグを制して2部昇格を果たした。MF岩田智輝がリーグベストイレブンに選出されるほどの活躍を披露したなか、今夏の移籍市場ではフランス1部スタッド・レンヌからFW古橋亨梧、ポルトガル1部ジル・ヴィセンテを契約満了になったMF藤本寛也を立て続けに獲得していた。

「Caughtoffside」はバーミンガムが前線の強化のためにアジア市場に目を向けており、191センチの長身ながらウイングでプレーする原を獲得候補のリストに加えたとレポートした。クロアチア、スペイン、ベルギーとすでに欧州でのプレー経験を持つ原は2023年に京都へ加入。今季のJ1では19試合で2得点6アシストを記録している。日本代表にも選出された原は「J1リーグでクオリティーの高さを印象付けており、イングランドのサッカーに適応できる手頃な価格で獲得可能なタレントとしてスカウトの注目を集めている」という。

　バーミンガムは原以外にも韓国人ウインガーの動向も追っているようで、東アジアからのタレント発掘に力を入れているという。近年、イングランドではアジア人選手の活躍が増えているだけに人気の市場になっているようだ。26歳の原は岩田、古橋、藤本に続く4人目の日本人プレーヤーとしてチームに加わることになるのだろうか。