東京五輪世代を率いるU-20代表監督が“黄金世代”超えを宣言 「やる以上は頂点を目指したい」

5大会ぶり9度目のU-20W杯に挑む21選手を発表 内山監督「1試合でも多く戦いたい」

 U-20日本代表の内山篤監督が、5月20日に韓国で開幕するU-20ワールドカップ(W杯)のメンバー発表記者会見に出席し、世界大会に挑む21人の名前を読み上げた。そして「やるからには頂点を目指したい」と語り、小野伸二(コンサドーレ札幌)ら逸材を擁し、「黄金世代」と呼ばれた1999年ナイジェリア大会の準優勝を超える初優勝に意欲を燃やした。

 内山監督は2015年の代表立ち上げから、合計83選手をチームに招集。そしてこの日、5大会ぶり9度目の舞台に挑む21人のメンバーを厳選した。

「グループステージを突破して、みんなの思いを胸に一つでも多く試合をする。決勝トーナメントでのノックアウトステージで、1試合でも多く試合をしたい」

 こう語った内山監督は、切り札としてU-20日本代表史上最年少となる15歳の久保健英(FC東京U-18)を2世代の飛び級で抜擢。バルセロナの下部組織で揉まれた逸材に加えて、堂安律(ガンバ大阪)、小川航基(ジュビロ磐田)ら昨年10月にアジア制覇を経験し、今季Jリーグで結果を出しているタレントも選出した。

 グループリーグは5月21日の南アフリカ戦、24日のウルグアイ戦、27日のイタリア戦と難敵が続くが、まずは初戦での勝ち点3に全力を尽くすと指揮官は語っている。

 

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