J3クラブと仮契約締結も…元コートジボワール代表FW、ルワンダ強豪への加入が正式発表「誇りを持って歓迎」

ウィリアム・トギがルワンダの強豪・APR FCに加入
ルワンダ1部APR FCは現地時間7月7日、元コートジボワール代表FWウィリアム・トギと契約を結んだことを発表した。同選手は4月20日にJ3のFC岐阜と仮契約を締結していた。
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クラブの公式Xは「APR FCは誇りを持ってウィリアム・トギ・メル選手を歓迎します!パワー、スピード、そして正確さを兼ね備えた実績のあるストライカー。彼は攻撃を仕掛けるためにここにいます。コートジボワール出身のウィリアム・トギ・メル選手をAPR FCに迎えることができ、大変嬉しく思います」と紹介した。
元コートジボワール代表のトギはFC岐阜と仮契約を締結し、クラブも4月20日に加入内定を発表した。「日本のクラブでプレーすることは私にとって初めての経験ですが、見聞きしたもの全てがプロフェッショナルで前向きなものでした。デビューが待ちきれません」とコメントしていたが、その後は連絡が途絶えていた。
この事態を受け、岐阜は7月5日にトギとの契約に関する経緯を公表。トギとの仮契約後、在留資格の申請や選手登録の準備など、日本でのプレーに必要なすべての手続きを完了したという。残るは正式契約の署名のみという段階であったが、トギ側との連絡が突然途絶え、その後も進展は見られなかった。この事態を受け、クラブは6月以降、日本サッカー協会(JFA)と連携して事実確認を実施。第三者機関の調査によって、クラブ側に契約手続き上の過失はないことが確認された。
さらに6月末には、トギ側から契約破棄の意向が示され、同時にルワンダのクラブと新たに契約合意に至った可能性が判明。クラブは現在、選手代理人に対し正式な説明を求めており、契約内容と照らし合わせて、二重契約などの重大な違反行為が確認された場合、国際サッカー連盟(FIFA)への提訴を含めた法的措置を検討するとしていた。
APR FCとの契約が発表されたトギ。今後の行方に注目が集まる。




















