セルティックに加入した稲村隼翔

　スコットランド1部セルティックに加入したDF稲村隼翔だが、加入1年目の今季は期限付き移籍する可能性があると同クラブを率いるブレンダン・ロジャーズ監督が明かした。英公共放送「BBC」が報じている。

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　23歳の稲村は東洋大学在学中の2024年シーズンから特別指定選手としてアルビレックス新潟で活躍。正式加入となった今季はJ1で16試合に出場して1得点を記録した。

　プロ入りから半年足らずでスコットランドの名門の扉を叩いた稲村だが、加入1年目はセルティックでプレーしない可能性もあるという。ロジャーズ監督は稲村がすぐにファーストチームでプレーするのかという質問に対して「ノーだ。彼はクラブの投資の一部だ」と返答。プレシーズンで「スカッドに残るか、ローンに出すか」を見極める意向を明かした。

　左足の正確なキックを武器とするセンターバックの稲村。この夏のプレシーズン期間に指揮官へどれだけアピールすることができるのか。23歳の欧州初挑戦の行方に注目だ。