ベンゲルのイライラ爆発! “ダービー”完敗で22季ぶりに宿敵トットナム以下の順位確定

最後の質問を無視して切り上げる

 試合後、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューに応じたアーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、トットナムとの比較について質問を受けるとイライラを抑えきれない様子だった。

「彼らはいい仕事をしたが、チャンピオンシップ(プレミアリーグ)が始まった時から、目標はスパーズよりも上の順位で終えるということでなく、チャンピオンシップを勝ち取ることだった。最大の失望は優勝争いの中にいることができなかったということ。(スパーズを下回ったのは)20年で一回しか起きていない」

 指揮官は「最後まで戦い、そして今日のスパーズとの比較だけで結論は出せない」と主張した。20年以上もライバルを上回り続けながら、たった一度の結果を追及されたことにフラストレーションを溜めている様子は明らかだった。TVリポーターの「最後の質問を…」と言うその声を遮って、インタビューを途中で切り上げると、足早にその場を立ち去っていった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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