高井のトッテナム移籍報道の反響は隣国にも拡大

　J1・川崎フロンターレの日本代表DF高井幸大は6月24日､イングランド1部トッテナムへ加入することが濃厚と報じられた｡これを受け、隣国の中国でも大きな反響を呼んでいる。

　昨季のJ1最優秀ヤングプレーヤー賞に輝き、日本代表にも定着している高井。今季は川崎の一員として出場したAFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）では、決勝進出にも貢献し、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとも渡り合うなど一気に評価を高めてきた｡

　そんな高井のプレミア強豪移籍報道は同じアジアのサッカーファンにとっても、インパクト絶大だったようだ。中国のSNS上には今回のニュースについて、｢今のアジアではレベルもポテンシャルもトップのDF。500万ポンド（約9億9000万円）はお買い得だ｣「マンチェスター・シティのウズベキスタン代表クサノフと同年齢、どちらがアジアナンバーワンDFになるか楽しみだ」｢ACLEでアル・ナスルを破った試合を観たのかな?｣｢日本人選手は縁起が良い｣とトッテナム加入を期待する声が多くあがった｡

　また、トッテナムには既に韓国代表FWソン・フンミンのほか、19歳のFWヤン・ミンヒョク（クイーンズ・パーク・レンジャーズにレンタル中）も在籍している。「韓国人に続き日本人も獲りそうだ。中国人もその中に入れるのはいつの日か」と羨望する声も寄せられている。