18位の新潟が樹森大介監督の契約解除を発表 後任に入江徹コーチ、本間勲氏が入閣

樹森大介監督の契約解除が発表された【写真:徳原隆元】
樹森大介監督の契約解除が発表された【写真:徳原隆元】

クラブが公式発表

 J1アルビレックス新潟が6月23日、樹森大介監督の契約解除を発表した。後任には入江徹コーチが就任し、本日からチームの指揮を執ることになった。また、「ミスターアルビレックス」としても知られる本間勲氏がコーチとして入閣する。

【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!

 新潟はリーグ第20節を終えて4勝7分9敗と大きく負け越し、勝ち点「19」で18位と低迷。直近のリーグ第21節のアビスパ福岡戦では、前半4分にDF稲村隼翔がゴールを決めるも、自陣でのミスから逆転を許し、2-3で敗れていた。

 樹森監督にとっては初監督のシーズン。監督就任のタイミングでは、「大きな覚悟を持って、新潟で指揮を執らせていただくことを決断いたしました」と意気込んでいたが、志半ばで挑戦を終えることとなった。退任に伴い、クラブを通じて「厳しい結果に対して、悔しい思いと本当に申し訳ないという思いです」とコメントした。中野幸夫社長も併せてコメントを発表し、「J1リーグ残留を必ず守り抜きたい」とした。

 樹森監督のコメントは以下のとおり。

「トップチームの監督就任から、アルビレックス新潟ファミリーとして皆さんと一緒に闘えたことは本当に素晴らしいものでした。ただ、勝利を積み上げることができず、厳しい結果に対して、悔しい思いと本当に申し訳ないという思いです。

 結果が求められるプロの世界で、勝てない時期でも新潟のために一緒に全力で闘ってくれた選手、支えてくれたコーチングスタッフ、メディカルスタッフ、フロントスタッフ、そしてどんな時でもスタジアムを最高の雰囲気にしてくれた、熱いファン、サポーターの皆さん、心から感謝しております。本当にありがとうございました。新潟を離れますが、今後のアルビレックス新潟の躍進を心より願っております」

 中野幸夫社長のコメントは以下のとおり。

「アルビレックス新潟に関わるすべての皆様へこのたび、アルビレックス新潟は、樹森大介監督との契約を解除することを決定いたしました。樹森監督は今シーズン就任以来、常に誠実にチームと選手のため、取り組みを続けていただきました。Jリーグでは4勝7分9敗で勝点19にとどまっているものの、樹森監督によるチームの成長へのチャレンジには、最大限の感謝と敬意をあらわすべきと考えております。クラブを代表し、心から御礼を申し上げます。

 アルビレックス新潟は多くのサポーターの皆様、後援会の皆様、株主・パートナーの皆様、クラブに関わるすべての皆様から、大きなご声援・ご支援を賜っています。このクラブに寄せていただいている期待にお応えするため、J1リーグ残留を必ず守り抜きたいと考えています。J1リーグの残り18試合、そして天皇杯に、チーム・クラブがこれまでにも増して結束して戦っていくため、樹森監督の契約解除を決断いたしました。

 後任となる入江徹コーチは、アカデミーやトップチームでの指導経験も豊富であり、その実直な人柄をよく理解しています。また、彼のアルビレックス新潟への愛情や情熱が、現状を打破するために最適であると判断しました。もちろん、入江監督のために、クラブを挙げてサポートをしてまいります。アルビレックス新潟に関わるすべての皆様、ここまで常に温かいご声援・ご支援を賜り、心から御礼申し上げます。ぜひ、引き続き温かいご声援・ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。株式会社 アルビレックス新潟 代表取締役社長 中野幸夫」

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング