仙台MF武田英寿が直接FKから決勝弾

　ベガルタ仙台は6月15日、J2リーグ第19節でモンテディオ山形と対戦して4-3で勝利した。後半アディショナルタイムにMF武田英寿が直接フリーキック（FK）から決勝ゴールを決めたなか、「美しすぎる」「エグすぎる！」など注目を集めている。

　仙台ジュニアから青森山田高校に進み、その後、Jリーガーとなった武田は今シーズンから仙台に加入した。森山佳郎監督の就任2年目を迎えたクラブは、この試合を終えてJ2リーグで4位と昇格を狙える好順位につけている。

　3-3で迎えた後半AT、仙台はゴール正面やや右寄りの位置でFKを獲得すると、武田が左足でゴールを狙う。やや距離のある位置からのFKだったが、ボールはゴール左隅に決まり、これが決勝点となった。みちのくダービーを4-3で制した仙台は、リーグ戦2試合ぶりの勝利で4試合無敗（2勝2分）としている。

　試合終了間際のスーパーゴールには、「美しすぎる」「記憶に残るゴール」「後世に語り継ぎたい」「何回でも見れる」「本当にすごい左足」「これは伝説」「エグすぎる！」など賞賛の声が寄せられ、地元出身の23歳に熱視線が注がれていた。