今季J1裏天王山 最下位の横浜FM、攻撃陣が不発で連勝ストップ…新潟がスタイル貫いて完封勝利

うつむいたパトリック・キスノーボ監督【写真:徳原隆元】
うつむいたパトリック・キスノーボ監督【写真:徳原隆元】

19位新潟と20位横浜FMの直接対決

 アルビレックス新潟は6月15日、J1リーグ第20節で横浜F・マリノスと対戦し、1-0で勝利した。3万人を越えるサポーターが後押しした一戦で、後半戦への反撃となる1勝を掴み取った。

【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!

 試合は前半5分、新潟が自陣からボールをつないで右サイドから攻撃。最後はMF星雄次が際どいシュートを放つと、同7分にはMF宮本英治もミドルシュートを放つ。同8分には横浜FMのMF山根陸も際どいシュートを打ち、両チーム積極的な試合の立ち上がりとなった。

 前半は新潟がボールを多く握った中でチャンスを決めきれず、横浜FMはシュート1本と物足りない45分間だった。

 エンドが変わっても新潟がボールを保持したなかで後半28分、左サイドでボールを持ったDF稲村隼翔から逆サイドのMFダニーロ・ゴメスにサイドチェンジ。ボールを受けたダニーロはそのままカットインで中央に切れ込み、左足一閃。鋭いコントロールショットがゴール左上に決まり、新潟が先制に成功した。

 横浜FMも右サイドを中心に相手ゴールに迫るが、FWヤン・マテウスやFWアンデルソン・ロペスらはシュートを放つことができずに攻撃は停滞。新潟がそのまま逃げ切り今季4勝目を挙げ、19位から18位に浮上し、17位FC東京との差を1に縮めた。一方の横浜FMは勝点14で、新潟との差が5に広がった。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング