28歳日本人の「努力に疑いの余地ない」 欧州でブレイク→代表入り…「遅咲きの成功物語」に海外注目

オーストラリア代表戦でA代表初先発の大橋祐紀
日本代表FW大橋祐紀(ブラックバーン)は、6月5日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア代表戦でA代表初先発を飾った。そんな日本人ストライカーに米スポーツ専門局「ESPN」が注目し、「ポジションを維持するのか、それともベンチスタートに甘んじるのか」と報じている。
毎週の土日は“無料”でサッカーライブ観戦 DAZNの「WEEKEND FOOTBALL」はコチラから!
現在28歳の大橋は湘南ベルマーレでJリーグデビューを飾り、6シーズンプレー。2024年からサンフレッチェ広島に移ると、夏までにリーグ戦22試合11ゴールの結果を残し、同年7月からイングランド2部ブラックバーンに移籍を果たした。自身初の海外挑戦となったなか、加入直後からゴールを量産すると、今季公式戦39試合10ゴール4アシストと存在感を示した。
「ブラックバーンでブレイクした大橋祐紀、日本代表でチャンスを掴む」と報じたのは米スポーツ専門局「ESPN」だ。「オーストラリア戦は土壇場の失点で0-1と敗れ、計画どおりにはいかなかった日本だが、何人かの選手は間違いなくポジティブな材料となった。その1人が大橋祐紀だ」とパフォーマンスを評価した。
記事では、イングランドでの活躍に触れ、「彼の努力に疑いの余地はないが、ようやく広く認知されるようになったことを考えると、やや遅咲きのサクセスストーリーと言える」と指摘。日本代表での飛躍も期待されるなか、「森保監督が記者会見で先発を入れ替える可能性が高いと示唆したことを考えると、大橋がポジションを維持するのか、それともベンチスタートでインパクトを与えることに甘んじるのかが注目される」と報じ、熾烈なポジション争いに関心を示していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)