ドルトムントDFの“神ブロック”を同僚絶賛 執念のプレーが宿敵バイエルン撃破を呼び込む
決定的ピンチを防いだベンダー 4季連続DFB杯決勝進出の陰の立役者に
ドルトムントは現地時間26日に行われたDFBポカール準決勝で、バイエルン・ミュンヘンに3-2と逆転勝利を収め、史上初の4シーズン連続決勝進出を果たした。この結果を受け、クラブ公式サイトは「フットボール・ゴッド(サッカーの神)」として、勝利を手繰り寄せるシュートブロックを披露したDFスベン・ベンダーを絶賛している。
ドルトムントが1-2と1点ビハインドで迎えた後半18分、ピッチに“神”が降臨した。
守護神GKビュルキのミスから自陣の深い位置でボールロスト。バイエルンはそこからパスをつないで中央のFWアリエン・ロッベンにボールが渡った。オランダ代表FWは得意の左足でゴール右隅を狙ったが、ゴール前のカバーに入ったベンダーが体を投げ出し、強烈なシュートを左足でブロック。ボールはポストを叩いてゴールを外れ、間一髪の危機を脱した。
主将DFマルセル・シュメルツァーは「3-1とされていたら、ゲームオーバーになっていた」とベンダーのプレーが試合を分けたと絶賛。「素晴らしいブロックだった」と振り返っている。