乾貴士から香川真司へ「おせーよ」 契約解除→3年ぶり古巣ピッチで再会「次ケズりますよ」

乾貴士と香川真司がピッチで再会
昔からのセレッソ大阪のファンにとって6月1日のJ1リーグ第19節の清水エスパルス戦は、MF北野颯太のラストマッチという以外にも、楽しみな一戦だったはずだ。MF乾貴士が2022年6月に双方合意でクラブと契約を解除して以来、初めて対戦相手として戻ってくる一戦だったからだ。
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C大阪で乾とともにトップ下でコンビを組み、名をあげていったMF香川真司にとっても、この試合は楽しみな一戦であり、5月28日の浦和戦(0-0)後にも意気込みを口にしていた。しかし、5試合連続先発出場し、浦和戦もフル出場していた香川は、この試合はベンチスタートとなり、ピッチに立ったのは試合終盤の後半38分からだった。「それはしょうがない。監督と話をして、監督の判断だったので。連戦でもあったし、オレと乾の試合じゃないですからね。次、日本平でケズりますよ」と、短時間に終わったピッチ上での再会を語った。
ピッチに入った香川は、すぐに乾と言葉を交わす。「アイツが『おせーよ』と言っていたのでね。『点取られ過ぎだよ!』って返しておきました。それは冗談ですけど」と笑顔で回想した。マッチアップする機会もほとんどなかったが、「チームが立ち上がりに失して苦しいなか、こうやって逆転するのはチームの強さだと思っている。前半のうちに逆転できたのは大きかったし、それもセットプレーでね。昨日の練習、今日のミーティングでも『セットプレーで取るぞ』っていう話をしていたので。ルーカス(・フェルナンデス)も素晴らしいボールを上げていたし、そこの2発は大きかったかなと思います」と、逆転勝利した試合の手ごたえを口にした。
一方の乾は「やっぱりうまいです。ボールを持ったら。ポジションはボランチになったけれど、技術はすごい」と短時間で感じた香川のすごさを口にし、「今日は完敗なんでね。やっぱり前の3人が特に強烈でした。そこにプラス(北野)颯太がいて。颯太もキレキレでしたし、あらためて海外に行ける選手だなと思ったので。ここからが楽しみです」と、敗戦を振り返るとともに、この日を最後に渡欧する北野への期待を語った。




















