20歳日本人は「良いビジネス」 少額獲得→“7.4億円”移籍秒読み…海外報道「さらに上昇する」

昨夏にNECナイメヘンに加入した
オランダ1部NECナイメヘンからオーストリア1部ザルツブルクへの移籍が秒読みとされるFW塩貝健人について、地元メディア「テレグラーフ」ではNEC史上2番目に高額な移籍金での移籍になるとレポートした。
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慶應義塾大学に在学中の昨年1月、大学1年生にして横浜F・マリノスへの加入内定と特別指定登録が発表された塩貝は、J1リーグで7試合に出場。そして夏にオランダからオファーが届いての加入になった。慶大サッカー部は退部し、学業は休学する形での渡欧になった1シーズン目だが、公式戦28試合出場5ゴールを記録した。
その塩貝をザルツブルクは450万ユーロ(約7億4000万円)で獲得するという。レポートによると、これはクラブ史上2番目に高額な移籍金での放出になるとされ「これはNECにとって良いビジネスをしていることを意味する。なぜなら塩貝は昨夏、横浜FMから少額の移籍金で獲得されたからだ」と、1シーズンにして大きな利益をクラブに生む見込みだとされた。
また、ベルギーとオランダのサッカーニュースを配信する「getfootball」では「NECが移籍で大ヒット」と報じたうえで、塩貝の移籍金について「ボーナスなどでさらに上昇する可能性がある」ともされている。
メディカルチェックが終了次第で加入が決まるとされる塩貝は、クラブ・ワールドカップ(W杯)による特例措置で6月1日から10日の間に登録がされれば、ザルツブルクが出場するクラブ世界一を決める舞台に出場することも可能になる。大学生活からの渡欧1年目で、NECに多大な利益をもたらしながら一気にキャリアを切り開く格好になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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