遠藤航は「カルト的人気を確立」 “クローザー役”も…現地が今季総括「誇りに思えるだろう」

遠藤の今シーズンを現地メディアが評価
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は今季公式戦32試合に出場した。先発の機会は限られていたが、試合終盤のリードを守る「クローザー」としての地位を確立し、さらにセンターバックや右サイドバックなどの複数ポジションもカバーするマルチな働きでタイトル獲得に貢献。現地メディアでも「今シーズンの結果は誇りに思える」と評価されていた。
今季の遠藤はプレミアリーグでの先発出場が1試合のみと決してファーストチョイスにはなれなかったが、指揮官からの信頼は確かだったといえる。負傷者続出のアクシデントで最終ラインの起用になっても与えられたタスクをしっかりとこなし、スロット監督就任1年目、クラブとしても5季ぶりのリーグ制覇を支えた。日本人選手としては史上5人目のプレミアリーグ優勝となる。
リバプール専門メディア「Rousing the Kop」は今季のシーズン総括として選手を10点満点で評価。MVPと得点王(29得点)の二冠となったエースのFWモハメド・サラーが10点満点、キャプテンのDFフィルジル・ファン・ダイクが9.5点と評価されるなかで、遠藤は6.5点の評価で次のように評されていた。
「リバプールでカルト的人気を確立しているが、ピッチ上で多くの出場時間を得られなかったので、高い評価をつけるのは難しい。だが、求められた役割を見事にこなした今シーズンを誇りに思えるだろう」
シーズンを通して活躍したレギュラー陣に比べれば評価は落ちるものの、それでもチームプレーヤーとした確かな貢献を示したパフォーマンスには一定の評価が与えられていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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