浦和、逆転負けでグループステージ敗退 インテルに1-2で敗戦…先制も劇的決勝弾許す

前半11分に渡邊凌磨が先制弾も、後半ATに失点で1試合を残しての敗退決定
浦和レッズは現地時間6月21日にクラブ・ワールドカップ(W杯)の第2戦でインテル(イタリア)と対戦。MF渡邊凌磨が先制点を奪ったものの、最後は後半アディショナルタイムに決勝点を許し1-2で敗れた。米ワシントン州シアトルのルーメンフィールドに約2500人が集まった浦和の応援席では、クラブのエンブレムをかたどったビジュアルが出現。選手を後押ししたが、一歩及ばなかった。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
浦和は17日の初戦でリーベルプレート(アルゼンチン)に1-3で敗れたものの、スタメンを継続して臨んだ。一方のインテルは負傷やコンディション不良により主力6人が試合の登録メンバーから外れるも、アルゼンチン代表FWラウタロらUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝を果たした豪華なメンバーが並んだ。
立ち上がりから押し込まれる展開で迎えた浦和は前半11分、右サイドでボールを持ったMF金子拓郎がドリブルで切り込むと中央へラストパス。そこに入ってきた渡邊が右足シュートを放ち、相手にも当たったボールはゴール内に吸い込まれ浦和が先制点を奪った。その後もインテルに押し込まれるも、6バックになってでも浦和は耐えていく。前半19分にはラウタロにゴール前でヘディングシュートを放たれるもクロスバーに当たり救われた。このまま浦和は1点リードで前半を終えた。
後半も完全にインテルが押し込んで、浦和がペナルティーエリア付近で耐える時間が続いた。後半25分にはカウンターでFW松尾佑介のパスから渡邊がシュートを狙う場面こそあったが枠外。それでも、ペナルティーエリア内ではフリーでのシュートを打たせずに時間を進めていった。
しかし後半33分、左コーナーキックをニアサイドに走り込んできたラウタロが戻りながら右足アウトサイドのボレーで決める超絶テクニックを見せつけ同点ゴール。ついに浦和は同点ゴールを奪われてしまった。敗れるとグループリーグ敗退が決まる浦和は、同点にされても簡単に前に出ていくことはできず我慢の展開になった。
すると後半アディショナルタイムにゴール前のこぼれ球を、FWヴァレンティン・カルボーニに蹴り込まれて1-2の敗戦。ロサンゼルスに移動して迎える25日のモンテレイ(メキシコ)戦を前に、グループステージ敗退が決まった。



















