三笘薫が「驚異的なファーストタッチ」 通算で20…圧巻ボレー弾を現地称賛「観客から拍手喝采が起こった」

終了間際に惜しいシュートも放ち存在感発揮
イングランド1部ブライトンは現地時間5月19日、プレミアリーグ第37節でリバプールと対戦し、3-2の劇的逆転勝利を収めた。途中出場の日本代表MF三笘薫が同点ゴールを奪い、好パフォーマンスで勝利に貢献した。現地メディア「Sussex World」は「何というインパクトだ!」と、殊勲の活躍ぶりを称えている。
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ホームのブライトンは、開始9分にリバプールのMFハーヴェイ・エリオットに先制を許す苦しい立ち上がりとなった。その後、同32分にMFヤシン・アヤリの得点で同点に追いついたが、前半終了間際にMFドミニク・ソボスライに再びゴールを許し、1-2とリードされて前半を終えた。
後半、ブライトンは反撃に転じる。ファビアン・ヒュルツェラー監督の打開策は三笘だった。後半20分、三笘はMFシモン・アディングラとの交代でピッチに立つと、わずか4分後にこぼれ球を押し込んで同点弾を奪った。これで今季リーグ戦10ゴール目で、プレミア通算20ゴール目となった。
さらに、交代出場したMFマット・オライリーとMFジャック・ヒンシェルウッドの連携で生まれた決勝弾により、ブライトンはリバプールを3-2で下した。VARの介入を経て得点が認められると、アメックス・スタジアムは熱狂の渦に包まれた。
同メディアは三笘のパフォーマンスに対し、冒頭で「何というインパクトだ!」と称賛の一言。「驚異的なファーストタッチでボールをキープする場面では、観客から拍手喝采が起こった」と記述し、「度肝を抜くアウトサイドパスは、オライリーに完璧に届いたがオフサイドだった」と、ゴール場面以外でも持ち味を遺憾なく発揮した様子を伝えている。
三笘は終了間際にクロスバーを越える惜しいシュートも放ち、短い出場時間のなかでも多くの見せ場を作ったなか、評価点はチーム内でも上位の「8点」が与えられている。この勝利によりブライトンはプレミアリーグ8位浮上に向けて貴重な勝ち点3を積み上げ、UEFAカンファレンスリーグ出場への望みをつなぐ形となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















