三笘薫がサラーに「代償を払わせた」 決定機逸…明暗分かれた“2分間”に海外注目

三笘薫とモハメド・サラー【写真:IMAGO / NurPhoto & Pro Sports Images】
三笘薫とモハメド・サラー【写真:IMAGO / NurPhoto & Pro Sports Images】

三笘薫はプレミアリーグ2桁得点を達成

 イングランド1部ブライトンは現地時間5月19日、プレミアリーグ第37節で優勝を決めているリバプールと対戦し、3-2で逆転勝利を収めた。日本代表MF三笘薫は後半20分から途中出場し、同点ゴールを決めて日本人で初となるプレミアリーグ2桁得点を達成。海外メディアでは“超絶ボレー弾”の2分前の出来事を引き合いにして、三笘のゴールを称えている。

 三笘は途中出場してからわずか4分、FWダニー・ウェルベックのシュートをGKが弾いたところ、こぼれ球を左足ボレーでゴールに決めて2-2の同点に導く。その後、後半40分に三笘が左サイドのMFマット・オライリーにパスを送ると、オライリーのクロスをMFジャック・ヒンシェルウッドが押し込み、ブライトンが逆転に成功した。

 攻撃面での攻撃が光った三笘だが、この直前にはリバプールのエースであるエジプト代表FWモハメド・サラーがビッグチャンスを逃していた。後半22分、ゴール前のこぼれ球を拾ったサラーはすぐにシュートを放ったが、GKに阻まれて得点できず。その2分後に三笘のゴールが決まった。

 これに反応してアメリカのスポーツ専門メディア「The Athletic」は「三笘薫はモハメド・サラーにチャンスを逃した代償を払わせた」と公式Xで伝えた。また英公共放送「BBC」も「サラーが決定機での失敗直後、三笘がブライトンの同点ゴールを決めた」と、明暗の分かれた両チームのアタッカーについて、試合の分岐点として取り上げている。

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