ブライトン・三笘薫が日本人初のプレミア2桁達成 左足ボレーで10得点目…王者リバプール撃破

左足ボレーで得点した三笘薫【写真:Getty Images】
左足ボレーで得点した三笘薫【写真:Getty Images】

三笘薫と遠藤航の日本人対決が実現した

 イングランド・プレミアリーグのブライトンは現地時間5月19日、リーグ第37節で優勝を決めているリバプールと対戦し、3-2で逆転勝利を収めた。ホーム最終戦となった一戦で日本代表MF三笘薫は後半20分から途中出場。リバプールの同MF遠藤航は後半32分から出場した。

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 三笘は1-2の後半20分から左ウイングで出場。投入からわずか4分後の後半24分、FWダニー・ウェルベックのシュートをGKが弾いたボールを、ゴール前にいた三笘が左足ボレーで叩き込んだ。4月26日のウェストハム戦以来、出場2戦ぶりのゴールとなった。

 これがリーグ10得点目となり、日本人では初めてプレミアリーグで2桁得点に到達。通算でも自身プレミア20得点目となった。今季5大リーグの日本人では、フランス1部スタッド・ランスFW中村敬斗の11得点、ドイツ1部ホルシュタイン・キールFW町野修斗の11得点、同フライブルクMF堂安律の10得点に続く2桁ゴールとなった。

 後半32分には遠藤が右サイドバックで投入され、日本人同士のマッチアップも実現。同37分にはゴール左から強烈な左足シュートを放つ場面もあった。同40分には三笘が左サイドのMFマット・オライリーにパスを送ると、オライリーのクロスをMFジャック・ヒンシェルウッドが押し込み、ブライトンが逆転に成功した。

 試合はこのまま終了。三笘の投入から2得点を挙げたブライトンがホーム最終戦で勝利を収め、リーグ8位に浮上した。

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