英紙「フットボールの奇妙な負傷」16人を特集 「週10回の情事」「卵爆発で火傷」など奇想天外

試合中に乱入した牧羊犬に衝突され…

 元イングランド代表の名選手たちはテレビ観戦中に負傷。スリー・ライオンズの主将も務めたDFリオ・ファーディナンドはリーズ時代、自宅でコーヒーテーブルに足を乗せながら数時間に渡ってテレビ鑑賞をしていたため膝の腱を負傷。リバプールなどでプレーしたGKデイビッド・ジェームズはテレビのリモコンを取ろうとして背中をひねった際に負傷したほか、趣味の釣りで巨大な鯉を引き上げる際に肩を痛めたこともある。

 バレンシアなどで活躍した元スペイン代表GKサンティアゴ・カニサレスは滞在していたホテルの風呂場でアフターシェービングローションの入った瓶を誤って落下させてしまい、その破片を踏んで足を負傷。2002年日韓ワールドカップの欠場を余儀なくされた。チェルシーでも活躍した元イングランド代表GKデイブ・ビーザントがサラダドレッシングの瓶を足に落下させて足を負傷するというこれに似たケースもある。

 GKの不幸なエピソードはまだまだある。エバートンでプレーしていたイングランド人GKリチャード・ライトは、試合のウォーミングアップの際、ゴールマウスの中に「練習しないでください」という旨が書かれたの標示板が立てられていたにもかかわらず、それを無視したところ、ジャンプの着地時にその標示板を踏みつけて足首を負傷した。また同選手は遠征のための荷造り中にスーツケースが肩に落下して負傷した経験もあるという。

 1960年代から70年代までマンチェスター・ユナイテッドで活躍したGKアレックス・ステップニーはDFへの指示で叫んだ際に顎を脱臼するハプニングに見舞われた。元ブレントフォードGKチック・ブロディーは試合中ピッチに乱入した牧羊犬に衝突されて膝を負傷。この負傷が原因で現役を引退した。

 

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