来季アーセナル復帰に暗雲? 足首負傷のウィルシャーに今季絶望の可能性が浮上

トットナム戦の後半途中に交代 英紙が長期離脱の可能性を報じる

 アーセナルから1年間の期限付きでボーンマスに加入しているイングランド代表MFジャック・ウィルシャーが、現地時間15日のトットナム戦(0-4)で足首を負傷し、後半途中での交代を強いられた。キャリアを通じて負傷の多さに悩まされてきた“ガラスの天才”に、今季絶望の可能性が浮上している。英紙「ザ・サン」が報じた。

 アーセナル時代から負傷を繰り返し、フル稼働が難しくなっていたウィルシャーだが、今季はリーグ戦33試合を終えて29試合に出場(アーセナルでの2試合を含む)するなど、新天地で復活を印象づけていた。

 しかし、敵地で行われた15日のトットナム戦に先発したウィルシャーは、FWハリー・ケインと接触した際に足首を痛めて後半11分に途中交代。これを受け、同紙は「ボーンマスのジャック・ウィルシャーは負傷の呪い再発とシーズン終了の可能性を恐れている」との見出しで報じている。

 ボーンマスのスポークスマンによれば、スタジアムを後にする際、ウィルシャーは松葉杖をついていたという。ただし、これはあくまで予防策であるとし、現時点で負傷の詳細は明らかとなっていない。17日に精密検査が必要かどうかの判断が下されるようだが、長期離脱の可能性もあるという。

 イングランドの未来とも期待された特大の才能を持ちながら、相次ぐ負傷で成長に歯止めがかかっているウィルシャー。レンタル期間が終了する来季は、アーセナルでプレーするかどうかというのも注目ポイントとなっていたが、シーズン絶望の負傷になれば去就にも影響が及ぶかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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