ミラン監督の去就次第で本田「残留」も イタリア在住中国人記者が指摘「まだ100%決まっていない」

モンテッラ政権崩壊なら、本田に一縷の望み

「どうしてオカンポスをプレーさせたのか、それならば、本田を試しても良かったと思う。本田のプレーをもっと観たかったが、今シーズンは全くプレーしていない」

 チャン記者はこう語った。ミランは途中まで0-2とリードされたが、後半38分に1点を返し、アディショナルタイム7分のラストプレーで同点に追いついている。モンテッラ監督は後半36分にアルゼンチン人FWルーカス・オカンポスを送り出したが、背番号10をピッチに送り込む選択肢もあったのではと語るなど、本田に好印象を抱いているようだ。

「新しい経営者は本田をミランに残すか、放出するか、それは分からない。モンテッラ監督は本田を起用しないから、本田はアメリカに行くかもしれないね。でもモンテッラ監督がミランに残るかどうかは、まだ100%は決まっていないことなんだ」

 チャン記者は本田を戦力としてみなしていないモンテッラ監督の去就も、背番号10の来季に影響を与えると語る。本田は今季限りで契約満了になる。シアトル・サウンダースなどアメリカMLS移籍が既定路線と地元で報じられるなか、中国人記者はこう分析している。若き戦術家として評価の高いモンテッラ監督だが、来季続投は決定事項ではない。モンテッラ政権が1年で崩壊すれば、本田の残留の一縷の望みも出てくるのかもしれない。

 

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