メキシコ女子代表MFリズベス・オバジェがリーグ戦でゴール

　メキシコの女子サッカーリーグで見たこともないようなアクロバティックシュートが生まれた。ティグレスに所属するメキシコ女子代表MFリズベス・オバジェがグアダラハラとの試合で決めた一撃が「女子サッカー史上最高のゴール」と賞賛を浴びている。

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　現地時間3月4日に行われた一戦。0-0で迎えた後半30分にその瞬間は訪れる。ゴール前で待っていたオバジェは右サイドからのクロスボールに対して飛び上がり、そのまま左足を振り上げるスコーピオンキックでボールを捉えた。ゴールに背を向けた状態からふわりと浮いたシュートはゴール左隅のサイドネットへ。GKもただボールを見送ることしかできない予測不可能なシュートだった。

　海外の衛星放送「ビーイン・スポーツ」は「女子サッカー史上最高のゴール」と見出しを打ってレポートし、「プスカシュ賞に値するゴール」と称していた。

　試合はティグレスが2-0で勝利。なお、得点を決めたオバジェは「どうやって得点を決めたのか私にも分からない。こんなゴール見たことがない。私たちは“El Camaroncin（エビ）”と呼んでいる。クロスを見て、触れさえすればいいと思っていた」とコメントしていた。さらにSNS上では「とんでもないゴラッソ」「なんだこれ」「イブラじゃん」「ゲームでも無理」「さすがに初めて見た」と話題を呼んでいる。