過密日程の神戸監督、エース大迫投入の意図明かす「あまりにも修正する点が多かった」

神戸はホームで福岡に0-1敗戦
ヴィッセル神戸は3月1日、J1リーグ第4節でアビスパ福岡と戦い、ホームで0-1の敗戦。昨季王者がまさかの開幕から4試合連続で勝ちなし。吉田孝行監督は先発5人を入れ替えて臨んだものの、ベンチスタートの元日本代表FW大迫勇也を後半頭から出場させた理由に「あまりにも修正しないといけないところが多かった」と明かした。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
負傷者続出の神戸は、昨季のMVP元日本代表FW武藤嘉紀らがベンチ外。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)を含め過密日程を考慮し、大迫らがベンチスタートとなった。さらに先発5人を入れ替えたなかで、今季トップへ飛び級昇格したばかりのMF濱﨑健斗が、17歳8か月13日でクラブ史上最年少のリーグ初先発となった。
互いに3戦未勝利という状況で神戸は福岡に先手を取られる。前半40分、FWナッシム・ベン・カリファのシュートをGKがはじき、こぼれ球をMF見木友哉に押し込まれると、最終的にはオウンゴールとなった。
リードを許した神戸は後半から大迫を投入。同15分からはDFマテウス・トゥーレル、MF扇原貴宏ら主力が立て続けに出場したが、最後までゴールを割ることができなかった。
吉田監督は大迫らの投入について「展開にもよるのは頭に入れていました。ただ連戦のなかで最大45分いけるかなというのはあった。(ハーフタイムに)あまりにも修正しないといけないところが多かった」と吐露。苦しい胸の内を明かし「自分たちがやりたいところ、チーム戦術以前に個人戦術、サッカー感とか。スムーズに動くためにズレが生じてくるので修正しないといけなかった」と動かないといけなかった理由を話した。
神戸はリーグ戦で福岡に2000年以来、25年ぶりに敗れた。3連覇を目指す王者にとっては試練が続く。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)




















