ミラノダービーは異例の“ランチタイム開催” チャイナマネー効果如実、中国視聴者へ配慮

中国2つのチャンネルで5億人超視聴可能

 調査によると、この試合の視聴者数は全世界で39チャンネルを介し862万人を超えると見られている。そのうち、放映権を持つ中国の2つのチャンネルでは最大5億5000万人が視聴可能ということで、中国への配慮があるのは仕方がないという見方がされている。4月30日のローマとラツィオによるローマダービーも、12時30分のキックオフ予定だという。

 本田、長友といった日本人選手は今季ベンチ暮らしが続き、日本での注目度はそれほど高くないが、ミランが中国資本による買い取りが決まった最初の試合ということもあり、中国での注目度は非常に高い模様だ。今後も、イタリアサッカーは中国マネーを得るための施策を打っていくことになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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