ドルトムント監督が爆発事件翌日の開催を決めたUEFAに怒り 「非常に悪い気分だ」

「我々はこの状況を言い訳にしたくないが…」

「もちろん、我々は前進しなければいけない。依然として競争力を維持しなければいけない。我々はこの状況を言い訳にしたくない。この状況に対応するために、より多くの時間があれば良かった。だがスイスの誰かが、我々はプレーしなければいけないと決断したんだ」

 CLはUEFAにとって“ドル箱”のイベントだ。莫大な放映権料に加えて、参加する各チームも国内リーグとのスケジュールの兼ね合いも存在する。爆発事件に巻き込まれた選手やチーム、サポーターの精神的ショックを無視して、24時間後の再試合を指令したUEFAに、トゥヘル監督は怒りを隠そうとしなかった。

 一方、UEFAは「我々は今日両チームと連絡を取った。プレーしたくないと示唆するチームはなかった」と反論しているが、爆発事件から24時間後の再試合というUEFAのあまりに配慮を欠いた決定には批判が渦巻いている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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