バルサ悪夢再び… CL準々決勝第1戦でユベントスに0-3完敗、4強進出に黄信号

16強PSG戦を彷彿とさせる完敗スタート ディバラが電光石火の2ゴール

 バルセロナにとって“悪夢再び”の第1戦になった。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦で、現地時間11日にイタリア王者ユベントスとバルセロナが対戦。ホームのユベントスはFWパウロ・ディバラの2ゴールなどで3-0と快勝し、準決勝進出へ大きく前進した。

 ユベントスは前日会見でマッシミリアーノ・アッレグリ監督が宣言していた通り、“ファイブ・スターズ”と呼ばれるアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン、同FWパウロ・ディバラ、クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチ、コロンビア代表FWフアン・クアドラードをボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチが操る攻撃的布陣で臨んだ。

 一方のバルセロナも看板3トップ“MSN”のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマールのトリオに加え、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタもスタメンに名を連ねて攻撃力勝負が見込まれた。

 しかし、躍動したのはユベントスのアタッカー陣だった。まずは前半7分、右サイドからクアドラードがペナルティーエリア内のディバラに横パスを通すと、バルセロナ守備陣は距離を取り過ぎて簡単に反転シュートを許してゴールに流し込まれた。これでユベントスが先制すると、同22分にはマンジュキッチが左サイドから入れたマイナスのボールを完全にフリーのディバラが叩き込んで2-0とした。

 バルセロナもイニエスタに決定的なチャンスがあったが、イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンのファインセーブもありゴールが奪えず、前半はユベントスの2点リードで終了した。

 

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