バルサ悪夢再び… CL準々決勝第1戦でユベントスに0-3完敗、4強進出に黄信号

“MSN”不発、アウェーゴールも奪えず

 後半に入るとバルセロナも反撃に出ようとしたが、その出鼻はユベントスに完全に挫かれた。後半10分、ピアニッチの左CKをファーサイドでイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニがヘディングで決めて3-0とリードが広がった。

 バルセロナは同24分にメッシのスルーパスからスアレスが抜け出してブッフォンと1対1になったが、シュートは枠外。アウェーゴールを奪うことはできず、このままユベントスが3-0で勝利した。

 元ユベントスやレアル・マドリードの監督ファビオ・カペッロ氏が、試合を前にイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」に対して「バルセロナは守り方を知らない」と守備組織を酷評していたが、それを裏付けるような試合になった。16強ではフランス王者パリ・サンジェルマンを相手に、第1戦で0-4と悪夢のような大敗を喫した後のホームゲームで6-1と勝利して逆転する“奇跡”を演じたバルセロナだが、イタリア王者を相手にその再現はなるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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