メッシは前後半最後の15分にゴール増

＜1試合の得点数内訳＞

1ゴール：ロナウド40試合、メッシ33試合

2ゴール：ロナウド21試合、メッシ20試合

3ゴール：ロナウド4試合、メッシ5試合

4ゴール：ロナウド、メッシともに1試合

5ゴール：メッシ1試合

　メッシは2011-2012シーズンにCL史上初となる1試合5得点を決めたことがあるが、それぞれ“固め打ち”も多い。決めた部分の内訳は右足がロナウド80点に対し、メッシは15点、左足はメッシ66点に対してロナウドが13点とお互い利き足ではない方でも一定数を決めている。ただ、ヘディングゴール数はメッシの4点に対してロナウドは16点（その他の部分も1点）と、空中戦の強さを象徴している。そして最後はゴールを決めた時間帯だ。

＜ゴールを決めた時間帯＞

1～15分：ロナウド12点、メッシ8点

16分～30分：ロナウド23点、メッシ20点

31分～45分：ロナウド12点、メッシ21点

46分～60分：ロナウド16点、メッシ14点

61分～75分：ロナウド17点、メッシ12点

76分～90分：ロナウド18点、メッシ22点

　ロナウドが比較的まんべんなくゴールを挙げているのに対して、メッシは前後半最後の15分にゴール数が増える傾向にある。これはバルサ得意のポゼッションで相手が疲弊した影響もあるのかもしれない。

　CLに限ってもロナウドは通算96ゴール、メッシも同94ゴールを挙げている。サッカー史に残る二大クラックのどちらがいち早く「欧州100ゴール」の金字塔を打ち立てるのか、注目が集まるのは必至である。

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【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images