下降線を描く“敗北者”本田の評価額 独移籍専門サイト算出の市場価格が4年前の17%まで暴落

今季出場機会に恵まれず、最新の評価額は4億2000万円に下落

 日本代表FW本田圭佑(ACミラン)は、28日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の本拠地タイ戦で、最終予選3試合連続のスタメン落ちとなった。ミランでも先発出場1試合で、クラブと代表でベンチ要員となったレフティーは、移籍市場での評価額も4年前のわずか17%という350万ユーロ(約4億2000万円)にまで暴落したことが明らかになった。ドイツの移籍専門サイト「transfermarkt.de」が、セリエA選手の評価額を特集し公開している。

 本田の今季ミランでの出場時間は100分足らず。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の下では戦力外状態で、6月に契約満了を迎えようとしている。日本代表でも右ウイングのレギュラーの座をヘントFW久保裕也に奪われたなかで、評価額も下落してしまった。24回目となる同メディア恒例の特集で、本田は「敗北者」とされた。

「24回目の更新となる移籍市場での評価額における敗北者に、本田圭佑はACミラン移籍後から6度目の選出となった。ロッソネリ(ミランの愛称)における激動の敗北者の一人だ。二人のスペイン人、デウロフェウとスソと新監督モンテッラに失脚させられた。今季終了後にはクラブとイタリアから去るだろう」

 今季右ウイングに定着しエースとして輝きを放つFWスソと、1月にエバートンから加入したスペイン代表FWジェラール・デウロフェウの二人が、本田のミランにおけるキャリアに引導を渡したという。

 

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