「日本はもはや“皇帝ケイスケ”のチームではない」 海外紙がハリルJの新エースとして挙げた名は…

「原口がいなければ日本は脱落していた」

「原口がいなければ、日本はすでにW杯の6大会連続出場のレースから脱落していただろう。本田のゴールから(最終予選での日本は)7ゴールを決めているが、そのうち4ゴールが彼のものだ。UAEはヘルタのスターがゴールしていない唯一の相手になる」

 最終予選の初戦となった昨年9月のホームUAE戦(1-2)で、ベンチスタートとなった原口は後半途中に投入された。それ以降の4試合に全てスタメン起用され、4試合連続ゴールを記録している。UAEとしては直接対決での印象が薄いだけに、「原口に警戒せよ」との論調が強まっているようだ。

 そして記事では、「原口の活躍は、日本代表にふさわしい監督であるか疑問の残るハリルホジッチへの、プレッシャーを押しとどめる結果になった」として、ハリル監督の手腕を疑問視。解任への道のりを救ったのが原口であるとしている。

 敵国UAEから警戒される原口には、W杯アジア最終予選での5試合連続ゴールと勝利へ導く活躍が期待される。そして「もはやエースではない」と断じられた本田や、手腕に疑問符を付けられたハリル監督は、相手国からの酷評を跳ね返すようなプレーや采配を見せられるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 


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