久保、レアルで「特別な思い出ない」 違和感抱く“古巣戦”「もう過ぎたこと」
ソシエダ久保、ラ・リーガ第5節でレアルと対戦へ 元所属クラブに言及
日本代表MF久保建英の所属するスペイン1部レアル・ソシエダは、現地時間9月14日のラ・リーガ第5節でレアル・マドリードと対戦する。久保にとっては古巣との対戦。フランス代表FWキリアン・ムバッペが新加入し大きな話題を集めている昨季王者との大一番を前に、久保が現在のレアルについて言及した。
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昨シーズンのレアルは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)とリーガ・エスパニョーラの2冠を達成した。しかし今季はリーグ戦で4試合を終えて宿敵のFCバルセロナが4連勝をしている一方で、2勝2分となっている。
レアル専門メディア「managing madrid」では、スペイン紙「マルカ」上で久保が現在のレアルに言及したコメントを紹介。「前線の3選手が同じポジションでプレーしているから、最高のパフォーマンスを出せていないと思う。でも、それは僕たちのチームのことではないし、僕たちは僕たちのチームのことだけを考えたい」と、コメントした。
また、ムバッペについて「彼がセンターフォワードにいる時よりも、ウイングにいる時に僕たちはより苦しむと思う。今のラ・リーガでは、同じことが起きているし、僕たちの明日の試合でも同じようになると期待している。彼がウイングでプレーしないのが僕たちにとっては最善だ。ウイングでは、ほぼ止めるのは不可能だからね。
センターフォワードでプレーする時は、何もないところからの爆発的なスピードを警戒して、お互いに助け合って、ボールを持った選手が顔を上げて彼を見ることができないようにしたい」と、ムバッペの躍動阻止へのイメージを語った。
レアルとの試合が“古巣戦”と呼ばれることには違和感があるようだ。「レアル・マドリードがかつて所属したチームと言うけれど、僕は公式戦のデビューを果たしていないし、常にレンタル移籍していた。特別な思い出もない。もう過ぎたことだし、ソシエダのことに集中している。彼らのことは古巣という認識ではなく、世界最大のクラブの1つという認識だ」と語っている。
そして「レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリードといったビッグクラブとの試合で活躍をすれば、より大きな印象を与えられるし、名前を売ることもできる。それはいいことだ」と、昨季2冠の相手との大一番での活躍を誓った。
(FOOTBALL ZONE編集部)