UAEへのリベンジに燃えるハリル監督 「W杯は誰もプレゼントしてくれない」と敵地必勝を誓う

W杯アジア最終予選の後半戦スタート 初戦で苦杯のUAE戦は「簡単ではないゲームになる」

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が16日、23日に行われるロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の敵地UAE戦、28日の本拠地タイ戦に向けた代表メンバー25人を発表した。ホームで敗れたUAE相手のリベンジに燃える指揮官は、「ワールドカップは誰もプレゼントしてくれない」と決死の覚悟で臨むと語った。

 約4カ月ぶりに再開するW杯最終予選に向け、指揮官は「ここ1カ月、1カ月半、この試合への準備を進めてきた。欧州にいるほぼ全ての選手に会って話をしてきた」と万全な準備を進めてきたという。「まず、我々がやらなくてはいけないことは、アウェーゲームで勝利を持ち帰ることに成功すること」と、結果の重要性を強調した。

「勝利に向けて準備を重ねている。この2連戦、特に1試合目は簡単ではないゲームになるだろう。そして、次のUAE戦はアブダビからアル・アインに会場が変わった。少し小さめのスタジアムで独特なスタジアム。大きなプレッシャーを感じながらプレーすることになる」

 ハリル監督が「非常に困難な最終予選の立ち上がり」だったと振り返るように、今予選は出だしで大きく躓いた。W杯6大会連続出場を目指す日本は昨年9月1日、ホームで迎えた初戦でUAEに1-2とまさかの敗戦。「選手たちは誰もが第1戦を忘れていないはずだ。リベンジの機会でもある」と、名誉挽回の絶好の機会に向けて指揮官も言葉に力が込もる。

 

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