“泣きっ面に蜂”のマンU FA杯でチェルシーに敗退後、空港で夜中2時30分まで立ち往生
飛行機の到着が遅れるハプニングで、マンチェスター到着は午前4時に…
まさに泣きっ面に蜂――。マンチェスター・ユナイテッドは現地時間13日に行われたFAカップ準々決勝でチェルシーに0-1で敗れ、タイトルレースから脱落した。だがロンドンへの遠征の悲劇は、それだけでは終わらなかった。英紙「デイリー・スター」によれば、“赤い悪魔”の御一行は帰りの飛行機の到着が遅れ、深夜まで空港で立ち往生する羽目になっていたという。
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ユナイテッドは出場停止のFWズラタン・イブラヒモビッチや故障の主将FWウェイン・ルーニーらを欠く満身創痍のなかで、チェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジへ乗り込んだ。しかし、試合はチェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテにミドルシュートを決められ、0-1で敗れた。今季すでにリーグカップを制していたユナイテッドだが、ディフェンディング・チャンピオンとして臨み、連覇を狙ったFAカップだったが準々決勝敗退となった。
失意のなかで帰路についたユナイテッドだが、悲劇は終わっていなかった。ジョゼ・モウリーニョ監督らを含むチーム一行がロンドンのヒースロー空港に到着した時点で、搭乗するはずの飛行機がまだ到着していないことが判明。その場で深夜2時30分頃まで立ち往生する羽目になったという。
そして、マンチェスターに到着したのはなんと午前4時近く。激戦を終えて疲労の溜まった選手たちにとっては、あまりに過酷なロンドン遠征となった。9日にUEFAヨーロッパリーグでFCロストフ(1-1)と対戦するためにロシア遠征した際も、帰国が午前4時頃になる経験をしたというが、今回は敗戦後ということもあり心身両面で大きなダメージを受けたに違いない。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images