川崎が後半ATに劇的な同点PK弾! 敵地で広州恒大と1-1ドロー、勝ち点3の3位で折り返す

前半アランに技あり弾を浴びて失点 終盤は反撃に転じ小林のPKで追いつく

 川崎フロンターレは14日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第3節、広州恒大(中国)戦に臨み、終了間際のゴールで1-1のドローに持ち込んだ。

 2試合を終えた時点でグループ首位の広州を勝ち点2差で追う川崎にとっては、敵地とはいえ最低でもドロー以上が欲しい一戦となった。

 イースタンSC戦で退場処分となったDF奈良竜樹は出場停止のため、4バックは井川祐輔、谷口彰悟、車屋紳太郎、板倉滉となった。韓国代表GKチョン・ソンリョンがスタメンに復帰し、中村憲剛、大島僚太、小林悠も軒並み名を連ねた。一方の広州はMFパウリーニョ、FWアラン、FWリカルド・グラルが先発し、キックオフの時を迎えた。

 試合は前半7分に広州のアラン、同22分にはジョン・ジーに鋭いシュートを放たれたが、ともにチョン・ソンリョンが弾き出して事なきを得た。一方、川崎がチャンスを得たのは同24分のこと。セットプレーからのセカンドボールに対して、阿部が抜け出して左足シュート。しかし相手GKに阻まれて、先制とはならなかった。

 そして川崎が決定機を逃した直後、広州の外国人トリオが火を吹いた。同26分、右サイドからのロングボールに対して、左サイドのリカルド・グラルが俊足を飛ばしてゴール中央にパス。これを受けたアランがトーキックを繰り出し、ボールはゴールネットを揺さぶった。

 0-1と先手を取られた川崎は、その後もアラン、リカルド・グラルらに何度も決定機を作られた。広州のパワーに押されっぱなしの状況に、鬼木達監督は同34分に早くもFW森本貴幸を投入する策を取らざるを得なくなった。

 

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