バルサとレアルが“C・ロナウド2世”の争奪戦 名門ポルトの超逸材を巡りマネーゲームに発展も

17歳サイドバックのダロット獲得に向けて、スペイン2強が水面下で動く

 リーガ・エスパニョーラに所属するバルセロナとレアル・マドリードが、“クリスティアーノ・ロナウド2世”とも称される17歳のポルトガル人プレーヤー獲得に向けて水面下で争奪戦を始めているようだ。スペイン紙「AS」が伝えている。

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦パリ・サンジェルマン戦で4点差をひっくり返す史上最大の逆転劇を果たしたバルサと、ジネディーヌ・ジダン監督の下で40試合連続公式戦無敗記録を打ち立てたレアル。今季も欧州サッカー界の話題をさらっている2強は、すでに新たな原石を発見している模様だ。

 その選手の名とは、ディオゴ・ダロット。ポルトガルの名門ポルトのユースチームに所属するダロットは、現在はサイドバックを務めているが得点力も兼備する。昨春行われたUEFA U-17選手権にポルトガル代表として出場すると、5試合の出場で2得点。決勝戦ではスペインを下して優勝の立役者となった逸材である。

 現在スペイン代表の指揮を執るフレン・ロペテギ監督が、ポルトを指揮した頃にダロットの才能を見抜いていたということもあり、ダロットの名前は徐々に知れ渡るところとなっている。レアルはMFマルコ・アセンシオ、FWマルティン・ウデゴーら10代から20代前半の有望な若手を次々と獲得し、ダロットもそのリストに加えようとしている。

 

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