レアル“機関紙”、バルサの感動的勝利を疑問視 読者15万人にアンケート実施…その結論とは?

試合を裁いたドイツ人主審が大論争の主役に

 バルセロナはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦パリ・サンジェルマン(PSG)との本拠地第2戦で6-1と大勝。敵地第1戦で0-4大敗を喫していたバルサは2戦合計6-5というサッカー史上最大級の逆転劇で、準々決勝進出を果たした。世界のサッカーファンを感動させた名勝負に、宿敵レアル・マドリード寄りの報道で知られる地元紙「マルカ」が待ったをかけている。電子版の読者15万人にアンケートを実施。「主審こそ主役」と、ライバルが判定で奇跡の8強進出を成し遂げたと結論づけている。

 試合終了までの7分間で3ゴールを奪ったバルサがカンプ・ノウで見せた奇跡は、世界中に感動の渦を生んだが、苦々しい思いで見つめていた人もいるようだ。それはレアルサポーターだった。

「チャンピオンズリーグでバルサに勝ち上がりをもたらす得点を決めたセルジ・ロベルトに加え、デニス・アイテクン(主審)ももう一人の主役だ。彼がバルサ対PSG戦で見せた厳格な判断の後、このドイツ人は大論争の主役になっている」

 特集では、この試合を裁いたドイツ人レフェリーのジャッジを糾弾。アイテクン主審がバルセロナの勝敗を分ける「決定的要素になったのか?」という質問に、61%の憤怒するレアルサポーターが「イエス」と答えたという。「ノー」は39%だった。

 

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